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2010年08月22日

この父ありて、この子あり


皆様、

ご報告遅れてしまいましたが、

お陰さまで、
父親の様態も落ち着いて
日に日に回復へと向かっております。

マイミクの皆さんの、
励ましの温かいメッセージには、
たいへん救われました。

とっても感謝しております。
ほんとうにありがとうございました。


集中治療室からの留守電を聞いたときには、
びっくりして、

万が一のことを考えてしまって、
気が気ではありませんでした……

折に触れて書いておりますが、

恥ずかしながら、
僕は、この歳で親子ゲンカをしていて、

父親とは何年も会っておらず、
連絡すらとってもおらず、

いろんな方から、
いい加減仲直りをするようにと
ご忠告をいただいてました。

けど、
元来の意地っ張りで頑固な
自分の未熟な性格のために、
なかなかそのきっかけを掴めないまま、
ここまで来ていたのです。

もし、このまま、
父親に何かがあって、
永遠に会えないようなことになったら、

それこそ、
悔やんでも悔やみきれないだろうに……

父だって、もう歳なんだし……

って、思いは、
常にあって、

それは、僕の心に、
ずっと引っかかっていました。

病院から連絡を受けたときには、

来る時が来てしまった……
ほんと親不孝の天罰がくだったんだ……

と、暗闇に覆われたような気持ちに
とりつかれました。

朝、駆けつけた東大病院では、

警備の方に、
「ご家族の方ですか?」
とたずねられ、

「息子です。」
と答えながらも、

息子なのに……
と、何度も自分を責めたい気持ちでした。

集中治療室の手前の家族待合室に通され、
処置中とのことで、
そこでしばらく待ちました。

重たい鉄のドアが開いて、
名前を呼ばれて中に入ると、

まず、手の消毒をして、
マスクを着用するように指示されて、

手渡されたマスクを着けると、
看護師さんが、
父のベットの前まで案内してくれました。

急性心不全による呼吸困難とのこと……

体にいっぱい管が通されて、
機械に囲まれて、
酸素マスクみたいなのをあててる
父の姿を見た時、

はっ!と、
胸が詰まるような感じがしました。

側により、
恐る恐る、
「大丈夫…?」
と声をかけると、

父親がゆっくりと目を開きました。

父は、しばらくきょろきょろと目を動かし、
僕のことを見つめて、

そして、
小さな声でつぶやきました。

「大丈夫?
 風邪引いたんかい?」

「えっ……」
と、思いましたが、
父はどうやら、
僕がマスクしてるのを見て、
そう言ったらしいのです。

「いや、これは、
 入口でするように
 言われたから…」

「あぁ〜」
と言って、
父親は少し笑いました。

「大丈夫?」じゃないよ……
あんた、自分の方が、
救急で運ばれて集中治療室にいるんだよ……
ばっかじゃないの…!
って、言ってやりたかったけど、
僕も安心して、
このひと言には、
ぷっと吹いちゃいました。

はぁ〜〜
てっきり、意識はないものだと
思ってたのに……

人騒がせな……
と思いつつ、
この間抜けなやり取りに、
ほっとさせられ、
救われた気がしました。

その後の経過は順調で、
今では、一般病棟に移っております。

「いくらなんでも、
 アンタ、
 回復が早過ぎるからっ!」

との僕の突っ込みに、
父親も苦笑してます。

入院の手続きをしたり、
文京区役所に高額医療の申請をしてきたり、
父親から頼まれた皆さんにお詫びやご連絡したり、

この数日、
方々に慌しく動き回って過ごしましたが、
ようやく落ち着きました。

かつては、
歩くのが速い父親に、
僕の方がついて歩くのに必死だったのに、

ここ数年で、
父親もすっかり足腰が弱ってしまいました。

なにはともあれ、

夏の終わり、
終戦の日から
甲子園の決勝戦までの、
この数日間…

天から授かったこの巡り合わせ、
親子の縁は切っても切れないないもんだと、
なんだか考えさせられた出来事でしたよ。

posted by チェン・スウリー at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか
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