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2012年01月05日

年明けたけど、ニューイヤーズ・イブ

    
ニューイヤーズイブ.jpg
(C) 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.


年は明けてしまいましたが、
「ニューイヤーズ・イブ」観に行って参りましたので、
レビューです。

僕は、こういうアメリカのゴージャスが感じられる映画は好きだなぁー!

専門的な映画の作りで言えば、
これはアメリカの得意とする手法。

いわゆるオールスター・キャストで作られた群像劇な訳だけど、
この手の映画でまず思い浮かべるのは、

映画ファンの方々なら、
やはり往年の名作「グランド・ホテル」でしょうね!

グレタ・ガルボ
ジョン・バリモア
ジョーン・クロフォード
等などの

燦然と輝きを放つ大スターたちが競演し、
グランド・ホテルを舞台に織り成されるそれぞれの人間模様、ドラマを
同時進行で丁寧に描いて大ヒット。

映画の世界では「グランド・ホテル形式」と呼ばれるこのスタイル・手法の
元祖となり、後に同様の手法の映画がたくさん作られるようになりました。


アメリカのドラマなんかでもこういう「グランド・ホテル形式」は
よく見られるよね。

僕が中学・高校の頃によく観ていた
「ビバリーヒルズ高校白書」「メルローズプレイス」なんかも、
あるひとつの場所を取り巻きたくさんの登場人物のストーリーが展開されて
進行していくドラマの典型だなぁと思っていた。

同時進行で複数のドラマが展開ということで言えば、
「パルプ・フィクション」の鮮烈さを挙げる方もいるかもしれない。

これはとにかくラストの全てが結びつくような
アッ!と驚くタランティーノの粋な脚本に拍手喝采したくなるような映画だった!

アメリカ映画ではないけれども、
フェリーニフリークの僕としては、
「青春群像」「アマルコルド」も外すことはできない。

やはり鬼才フェリーニも「グランド・ホテル形式」にはきっと影響を受けたんだと思う。
それを独自の自分自身の表現として完成させ、
フェリーニと言えば豪華なコラージュのような映画スタイルと誰しも思い浮かべるような
固有のイメージとして定着させたところに彼の才能の凄さを感じさせられる。


いくつも例を挙げたけれども、
こういう群像劇を観る時の楽しみ方、見どころと言えば、

1つは、個々のドラマがいかに丁寧に魅力的に描かれているか
そして、バラバラの展開がどういうふうに最終的に結実するのか

つまり、経過と着地点のそれぞれに興味が注がれ、
混乱状態にもっていかれた頭を最後にスカっとさせて、
ある種のカタルシスを得たいと僕らは期待して映画を観ている。

これはね、ほんと脚本の力だと思うんだよね。

観ている方ですら、登場人物たくさんで途中混乱気味になるのに、
作ってる方は、もっともっと混乱するはずだからね。

それをいっこいっこつじつまが合うように、
しかも観客の期待に応えながら展開させていくっていうのは、
職人技ともいうべき老練さが必要になってくると思うんだよね。


で、「ニューイヤーズ・イブ」だけど、、
監督は、「プリティー・ウーマン」のゲイリー・マーシャルとのこと。

アカデミー賞受賞スターから、ロック界の大御所まで、
当代の超豪華キャストが顔をそろえましたという感じになっている。

舞台となるのは、ニューヨーク タイムズスクエアでの
毎年恒例の大掛かりなカウントダウンイベント。

こういうのは、イベントとして観るのが一番だと思うね。
映画の楽しみ方のひとつに、こういうイベント性っていうのは欠かせないものだと思うし。

ロバート・デニーロも出てますよ!

サラ・ジェシカ・パーカーや
ミシェル・ファイファーも出てますよ!

なんとジョン・ボン・ジョヴィなんかも出てますよ!

それをいちいち、おぉー!って喜びながら観るノリ。
これがイベント性のひとつで、

もうひとつは、文字通りのイベント、世界が注目するカウントダウンイベントが
どんなものなのか一緒に楽しみましょうよ!ってノリ。

この監督でこのキャストで、ニューヨークで、大晦日(ニューイヤーズ・イブ)で、
なんかロマンティックでゴージャスな気分が味わえそうでしょ
っていうこれもイベント性。

こういうどんな観客でもイベントとして安心して眺めていられる安心感がある。

僕は、カウントダウンと同時に下ろされるボール・ドロップっていうショーのことは
今まで知らなかったし、

ニューヨーク タイムズスクエアのカウントダウンはこういうふうにして行われるのかって
実況を垣間見れてよかったなって思いましたよ。

こういうド派手なショーイベントと、人々の地味でちいさな人間模様。
祭りの後の寂しさとともに、

過ぎ行く時の流れや、人生の喜怒哀楽なんかにも、
ふと思いを寄せてしまう。

僕のような古いものが好きな人間にとっては、
クライマックスで、フランク・シナトラの「ニューヨークニューヨーク」
ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」などの
往年のヒット曲が効果的につかわれてるのも、
心憎い演出だと思ったね!

とにかくハリウッドの映画作りは、こういうところがほんとに凄いんだって!
いろんなオシャレな工夫には脱帽させられちゃうし、
特に文章書く人には映画が一番勉強になるよ!
   
   

スタッフ

監督: ゲイリー・マーシャル
脚本: キャサリン・ファゲイト
プロデューサー: マイク・カーツ/ / ウェイン・アラン・ライス
製作総指揮: ジョシー・ローゼン / ダイアナ・ポコーニイ
撮影: チャールズ・ミンスキー
美術: マーク・フリードバーグ
編集: マイケル・トロニック


キャスト

ジェシカ・ビール
ジョン・ボン・ジョヴィ
アビゲイル・ブレスリン
リュダクリス
ロバート・デ・ニーロ
ジョシュ・デュアメル
ザック・エフロン
ヘクター・エリゾンド
キャサリン・ハイグル
アシュトン・カッチャー
セス・マイヤーズ
リア・ミシェル
サラ・ジェシカ・パーカー
ミシェル・ファイファー
ティル・シュヴァイガー
ヒラリー・スワンク
ソフィア・べルガラ



『ニューイヤーズ・イブ』

英題:NEW YEAR'S EVE
製作年:2011年
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画

   
    
posted by チェン・スウリー at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画とか
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