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2013年01月11日

熱い紅茶を入れた水筒持って 夜明けまで歩いたら

※ タイトルは、拙著 カフェデリコ・カフェリーニの「夜汽車」より


明けましておめでとうございます!
昨年はたいへんお世話になりました。
こころから御礼申し上げます。

本年もジャンク派共々どうぞ宜しくお願い致します。



振り返れば、僕にとってはなにより、
みなさまのお陰様で「初の」詩集を発行することができたのが
昨年の大きな出来事でした。

発行してから時間を経るごとに、この経験が
僕にとって重要な転機をもたらしてくれたことを実感しています。

なにより嬉しかったのは、この詩集をきっかけに、
これまで支えてくださったみなさんの
大切なご縁を感じられたことです。

郷里のみなさん、小・中・高の同級生のみんな、大学時代の友人、
ずっとご無沙汰をしていたような古いつきあいの人たちなどが、
拙著の発行を自分のことのように喜んでくださり、
呼びかけ合って、書店へ足を運んでくださいました。

また、普段からmixitwitterfacebookなどで温かい声援を
送ってくださっている方々は、いち早く予約購入してくださり、
単なるネット上のお付き合いを越えた交流を感じることができました。

ミュージシャンの前野健太くん駒形英王さん
詩人の桑原滝弥さん馬野幹さんモリマサ公さん
コクテイル書房 狩野俊さん東京ステーションギャラリー 成相肇さん
イベントの開催にご協力してくださった立川美術学院のみなさん
等などの旧交を温めることができたのも、詩集の発行のお陰です。

さすが俊英ぶりの鋭い切り口で拙著の書評を書いてくださった
文筆家/朗読家の大島健夫さん演劇研究者の梅山いつきさん

ジャンク派のホームグラウンドとしていろいろ支援をしてくださる
地元、東京 足立区のみなさん

紀伊國屋書店様、ジュンク堂書店様、ブックファースト様を始め、
拙著に好意的な特段のお引き立てをくださった全国の書店のみなさま


お礼を言いたい方はいっぱいいます。
おひとりずつ名前を挙げていたのではきりがないくらいです。

そして、いつも身近で支えてくださっているジャンク派の仲間
ありがたさも、しみじみ身にしみて感じました。


悩み多き思春期に手探りで始めたことがきっかけの詩ですが、
まさか、詩で自分の人生を切り開いていくなんて、
そんなことができるなんて、まったく想像もつきませんでしたが、

けれども、思い返せば、これまでの人生の岐路で、
ことあるごとに僕のことを救ってくれたのは詩でした。

そして、詩を書いていなければ、
決して巡り会えなかったであろう素晴らしい出会いを
数多く得ることが出来ました。

どういうわけか僕に寄り添い豊かな恵みを与えてくださる
詩の神様には、感謝しなくてはなりません。



それから、
実はもう一つ、

昨年、僕にとっての大きな出来事は、
2年間付き合ってきた彼女と別れたことです。

これは書くべきかどうか迷いました。

表現者としてプライベートなことをどこまで発信するべきか
ということもありますが・・・

しかし、彼女に対しては、
感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちとで、
別れて8ヶ月が過ぎた今でも胸がいっぱいになることがあります。

ですから、ひとつの区切りとして、
これから前に進んで行くためにも、
きちんと記述にとどめておきたいとの思いに駆られました。

そのようなごく個人的な欲求に付き合わせてしまうご迷惑をお詫びし、
つまらない独り言を綴らせていただくことをご容赦ください。

こんな喪失感に陥ることは僕にとって予想外でした。
僕は、彼女よりも一回りも年上のくせにずいぶん甘えていました。
ほんとダメな男です。

いつも僕の家に来るとすぐに部屋中の窓を開け放ち、
布団を干したり、掃除を始めるような家庭的な彼女。

僕の髪が伸びるといつも散髪してくれたのも彼女でした。

僕の原稿に書き間違いがないか丁寧に校正して、
遠慮がちなちっちゃい字で誤りを指摘して書いてくれもしました。

お弁当と水筒を持って井の頭公園や新宿御苑や荒川土手へ出かけ、
ふたりだけのピクニックみたいなこともよくしました。

紅茶の好きな僕の為に、
いつも上手に美味しい紅茶を入れてくれました。

夏には足立や横浜や神宮外苑の花火大会に行ったし、
クリスマスには恵比寿、六本木、銀座、日比谷と、
イルミネーションのはしごをしました。

いつしかは、おでんを作って帰りの遅い僕を待ってくれていたのに、
僕がつまらないケチをつけて泣かせてしまったこともありました。

手づくりのせっけん作りに凝ったり、花を育てるのが好きだったり、
いい趣味を持っていました。

うちに来るとよく土いじりをして、
玄関前にはチューリップとかを植えてくれました。

モリーのことも、とっても可愛がってくれました。

高卒後上京してずっと介護の仕事をしていて、
僕が勉強してきた美術とか文芸とかにはまったく無縁だったけど、
そこらへんの自称クリエイティブな人らなんかより、
ずっといい感性をしている女の子でした。
それに、いい文章も書きました。

へんてこな落書きや、へんてこな見た夢のお話しには、
いつも笑わされたし、

蟻になってれんこんの穴に隠れて、
ときどき嫌な人のことをかじりたいという将来(来世?)の希望
とか、夜、布団のなかで聞かせてくれた世の中について思うこと
などのお話しには温かい気持ちにさせてもらいました。

心ない人たちの道義を欠いた行いに、
僕がひどく心を痛めて落ち込んでいたときには、
「なにこそこそやってんだろうね!
 この人ら、バカじゃない!」
と僕の押さえ難い憤りを分かち合ってくれました。

とにかく、とっても、まっすぐで、
若いのにちゃんと社会の道理や筋を知っている
しっかりした女の子でした。

まじめさ、正直さ、勤勉さ、誠実さ、
12歳も年下の彼女の持つ美徳から、
僕の方が多くを学ばされました。

そして、こんな素敵な女の子から、
こんなにも深く愛してもらったことは、
僕の生涯の消えることのない美しい宝です。

僕の部屋にあった彼女の荷物を、彼女の家まで届けた帰り、
自転車を走らせながら、さすがに、
いっぱいの思い出が涙と一緒に抑えきれずに溢れてきました。

無神経な僕は今更ながらそのありがたさに気づかされています。
彼女が百均とかで整理グッツやファイルを買い求めて
僕の散らかした書類や名刺をきちんとしまってくれていた形跡に、
こんなこともしてくれてたのか・・・と、驚かされました。
僕は、これまでどれほどの恩恵に甘えてきたことか・・・
ごめんなさい。

ほんと、ありがとう。

心配ばかりかける、どうしょうもない男でしたが、
しっかりやっていきます。

あなたのことは誇りです。
  
   
   
posted by チェン・スウリー at 04:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記とか
この記事へのコメント
いつかその彼女と再会して、「頑張ったんだね」そう言われる様に、今はひたすら頑張れ!
なぜなら、俺もそうだから!!!
Posted by すず at 2013年11月01日 01:59
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